退職代行サービスは親にバレずに退職できる?
一般的な退職代行業者は、親にバレずに会社を辞めたいと考えるお客様の相談も受付可能としています。
こうしたサービスに申し込みをすると、担当者が依頼主の使者になるようなイメージで、会社に退職したい想いを伝えてくれます。
依頼者の中には、「親になりすまして退職の意志を会社に伝えるのではないだろうか?」といった不安を感じる方々もいるようです。
しかしながらきちんと代行業者であることを名乗って仕事をするこのサービスは、基本的に親などの大事な人を巻き込まずに会社を辞める方向に導けるシステムとなっているのです。
親にバレたくない人が注意すべきポイント
退職代行は基本的に、お客様に代わって退職の意思を会社側に伝えるだけのサービス内容です。
そのため、退職届の提出や、会社側から発行される雇用保険被保険者証や離職票といった書類のやり取りは、郵送で代行業者を通さずにおこなわれる形となります。
したがって、社名の入った封筒で大事な書類が自宅に届いた場合、ポストを開けた家族から不信に思われることはあるかもしれません。
またロッカーやデスクの引き出しに入っていた私物の郵送をお願いするときにも、注意が必要だと言えそうです。
同居の家族にバレずに退職するには注意が必要
依頼主の意向を企業に伝えることを目的とする退職代行サービスは、基本的に親にバレずに会社を辞めることは十分に可能といったことをホームページ内に記載しています。
しかしながら前述のとおり、郵便物や宅配便の受け取りをおこなう家族と同居の場合、送り主の名前を見られることで、会社側との何らかのやりとりをしている実情に気づかれてしまう可能性は十分にあると捉えた方が良いでしょう。