退職する理由の一つに、上司や先輩、同僚からのパワハラがあります。
パワハラ認定されれば、会社都合退職になり、ハローワークでもらえる失業給付も優遇されます。
ここではパワハラ認定させる方法についてまとめてみましょう。
パワハラ認定できれば会社都合での退職になる
退職する際理由を伝えますが、パワハラが理由の場合会社がそれを認めないケースは非常に多いです。
パワハラ認定がされれば、会社都合の退職になりますが、パワハラ認定がされないと自己都合退職にされてしまうのです。
正当な理由がない自己都合退職よりも、会社都合退職の方が、雇用保険から手厚い失業給付などの保障を受けることができるでしょう。
会社都合か、自己都合かはハローワークが認定する
会社を辞める理由には、自己都合と会社都合があります。
これらの2つの理由は、雇用保険を受給するまでの期間やもらえる期間も変わってくるのです。
どちらの理由でも失業認定日から一律7日間の待機期間はありますが、自己都合の場合にはその後の給付制限期間があります。
基本的に離職理由の判定は、ハローワークが会社と退職者双方から離職票などの書類をチェックして、ヒアリングを通して慎重に判断していきます。
パワハラ認定がされれば、退職理由は会社都合になるのです。
パワハラ認定を受けるには離職票が重要になる
離職する時には、勤務先からハローワークに対して離職票と呼ばれる書類が提出されます。
この書類に色々な情報が記載されているのですが、離職理由も記載されています。
離職理由は会社と退職者が双方で選択するようになっていますが、会社側がパワハラを認めていない場合、パワハラを離職理由にはしないでしょう。
会社が記入した離職理由に相違があれば、離職者からハローワークに申し出することも可能です。